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ホールの残響

 投稿者:ぺるけ  投稿日:2018年11月17日(土)23時39分22秒
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  ホール内に響いている音をどこで拾ったらいいかは場面ごとに大きく変化します。
演奏中にステージ上から客席のあちこちを歩いてみると、響きの聞こえ方のあまりの違いに愕然とします。
ステージ上に返る残響の質が良い場合は、ステージ上に上や客席に向けて立てたらいいんです。
しかし、ステージ上に返ってくる音が心地よいポジションはとてもクリティカルなのでまずは演奏者の演奏しやすさを優先して位置決めし、しかる後にマイクポジション探しになります。

下の画像は、ステージで声を出しながら移動して、音がどんな風に返ってくるか確かめているところです。
次の画像は、客席じゅうを歩きまわってみて、ダメな場所、リアルに良い場所、残響が心地よい場所にカラーシール貼りをやっています。

厄介なのは、オンマイクとオフマイクが拾う直接音の時間差問題です。時間差が生じると音が混ざりにくくなる上に必ず周波数特性にディップが複数発生し、その程度は両マイクのミックスレベルが近いほど激しくなります。
うんとゆっくりピアノで音階を弾くと、ある音だけ聞こえなかったり、著しくこもったりするのでわかります。
私は、この問題を回避するためにできるだけアンビエントマイクを使わずにメインマイクに直接音と残響の両方を拾わせるようにしています。言い換えると、メインマイクが拾う直接音と残響のバランスが良い場所を探すわけです。
メインマイクから遠い楽器の音量を後で調整するためにサブマイクを追加しますが、サブマイクはカブリをなくすために、単一指向や半球指向を使い、向きを工夫します。
 
 
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