teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:212/2903 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

地方の多目的ホールの現実

 投稿者:無口なオヤジ  投稿日:2016年 3月20日(日)20時05分31秒
  通報 返信・引用 編集済
  〉紀尾井ホールの開場20分前
 大昔、音楽鑑賞団体に所属していて、裏方ばかりやっていたことを思い出します。
どんなに丁寧に準備したつもりでも、何かしら手落ちがあるもので、いつもドキドキでした。
夜の演奏会でも休暇を取って、早朝から会場準備をしていましたわ。

 機材の運び込みを終え、台本を見ながら、音響・照明・反響板・バトン・暗幕等の操作準備や、湿度の高い日は空調までも、、。
そのせいでホールの館長と懇意になり、地方自治体の建築技術屋だったので、ホールの営繕工事は全て私が館長に指名され担当してました。
(館長は某歌劇団の舞台技術者から引抜で採用された方だった。)。時効なので言いますが、どんな団体の演奏会でも私だけはタダで入場できました。

 椅子の取替え・床の塗装替え・舞台の床の張替え・雨漏りの修繕まで。奈落からぶどう棚まで今でも、鮮明に覚えています。
椅子のメーカーが変わると会場の音響が変わってしまうことや、湿度の高い日は、天候を予測して空調管理を早くからするなど、、良い経験をしたと思っています。

 ハコ物行政の流行で、隣接市に立派なホールが完成し、アンナー・ビルスマの演奏会があることを知り、チケットを手に入れ聞きに行きました。
ところが演奏1分ぐらいで、中止して引っ込んでしまいました。その日は雨だったので私は即、『ははーっ、空調だな』と気が付きました。
30分程で湿度が安定し、無事終演したのですが。ハコをたくさん造っても、ホールを支える人材(裏方)が育たないと、文化も育ちません。

 ここに気が付いている首長が何人いるか、先が思いやられます。
長文多謝。不適当と判断された場合は削除してください。
 
 
》記事一覧表示

新着順:212/2903 《前のページ | 次のページ》
/2903